2019年8月1日アウトプットを意識しよう
私は、前職の銀行員時代から本を読むことが好きで、今も常に何かの本を読んでいます。
本を読むことは、とても学びが多いと思っています。
ですが、銀行員時代は読んでも、ああ、いい本だなぁ、ちょっとつまらなかったなぁ、くらいの感想を持つ程度で、内容をいつまでも覚えている、ということは殆どありませんでした。
しかし、私のそうした本の読み方が、コンサルティング会社に転職してから、ガラッと変わったのです。
どうしてだと思いますか?
それは、アウトプットを意識するようになったからです。
銀行員時代は、本を読んでも、その内容を人に話したり、何かに書いたり、その内容を使って人に講義したり、ということは全くありませんでした。
つまり、インプットだけを意識した読書になっていたのですね。
結局、読んでもその後使わないので、どんどん記憶は薄れていきます。
結果として、せっかくインプットしても、まったく自分の中にストックされない読み方を延々と繰り返していたのですね。もったいない話です。
しかし、話し方センターが所属するアタックスはコンサルティング会社です。常にお客様に対して、若しくはセミナーの場でアウトプットせねばなりません。
そのアウトプットのためのネタ仕入れのための読書は、正にメシのタネです。
常に、人との話やセミナーのネタに使えないか、という意識で本を読んだり、人の話を聞いたりしています。
何事も目的意識が大事、ということでしょうか。
普段アウトプットを意識していない方は、本を読んだり、人の話を聞いたりする時に、これを誰かに話そう、ということを意識してみてはいかがでしょうか。